趣味や資格試験の事など、日常をダラダラと書く日記です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手
--/--/-- | スポンサー広告 | PAGE TOP▲

横鎮の三笠さん【艦これSS】

 艦これ軍艦に興味を持った僕ですが、それ以前に模型誌の作例を見て好きになった戦艦が三笠でした。艦これには登場しないのは残念ですが、時代を考えたら仕方のないことですね。

 というわけで、引退した艦娘というポジションで登場させたSSを書いてみました。イメージとしては「アイドルマスター」の音無小鳥さんを軸に、外見は「ガールズ&パンツァー」の蝶野亜美教官を考えていたのですが、総合したら「サクラ大戦2」の藤枝かえでさんが近いかなという感じになりました。あ、あと「ナディア」のエレクトラさんか(笑)。

 御用とお急ぎでない方はお読み頂けたら幸いです。


------------------------------------------------------

 私は駆逐艦・五月雨です。私は今、横須賀鎮守府で、素敵な仲間達と一緒に、毎日元気に頑張っています。

 ここ横須賀鎮守府には、三笠さんという提督の秘書の様な仕事をなさってる方がいます。

 鎮守府には「秘書艦」という役割があるんですが、これは提督の指令の伝達や艦娘達の状態の報告、遠征や建造の状況の管理といった現場面で提督をサポートするもので、学校で言うと生徒会や学級委員みたいなものです。私も戦艦の金剛さんが着任するまでの短い間でしたが、秘書艦をやっていました。
 三笠さんは書類の作成やお金の管理、海軍の偉い方達との会議に提督と共に出席されたりと、本来の意味での秘書の様に働いていらっしゃいます。

 三笠さんは元艦娘で、日本海海戦や黄海海戦などで大活躍した凄い戦艦だったんです。私もその活躍は小さい頃に本で読んで知っていました。
 今の三笠さんはスーツをキッチリと着こなし、仕事をテキパキとこなす、凛とした雰囲気の大人の女性です。私もあんな風になりたいと憧れちゃいます。でも、そんな三笠さんにも、意外なところがあるんです。

 その日は私が夜の見回り当番で、戸締りと火の元の確認をしていました。
 ひととおり見回って確認出来たので、提督に報告しようと執務室に向かったところで、提督が執務室から出て来ました。
 私が声を掛けようとする前に、三笠さんも提督を見つけて話し掛けました。
 「あら提督、今日のお仕事はお仕舞いですか?」
 「ええ、後は戸締りの報告が来れば終了ですね。」
 「そうですか。ならもしよろしければこの後、軽く一杯如何ですか?」
 「お!いいですねぇ、お付き合い致しましょう。」

 提督と三笠さんが立ち話をしています。二人はとてもお似合いで、大人の雰囲気がしてウットリしちゃいます。
 でも、そんな大人の雰囲気が、元気で大きな一言で打ち破られました。
 
 「ヘーイ!提督ぅ。」

 金剛さんです。私達の艦隊の旗艦で、提督の秘書艦を務めています。明るく元気で頼れる、私達のリーダーです。

 「提督ぅ、お仕事はもう終わり?」
 「ああ、もうすぐ終わるよ。」
 「だったらさぁ、この後私の部屋でお茶でもどう?」

 金剛さんは提督の腕を抱える様にして引っ張っています。金剛さんはイギリス生まれの帰国子女で、そのせいかとっても開放的な性格です。提督への好意も包み隠さずに積極的にアピールしています。この積極性、私もちょっと羨ましいです。
 
 「子供はもう寝る時間だわ。」

 金剛さんが現れて、面白く無さそうな顔をしていた三笠さんが腕時計を見ながらポツリと、そして冷徹な感じで言いました。

 「何か言いましたか?オ・バ・サ・ン。」

 金剛さんが言ってはいけないことを言ってしまいました!でも、金剛さんは不敵な笑顔です。

 「オバ・・・、何ですってぇ?」
 
 三笠さんの表情が一変しました。とても恐ろしい顔です。

 「いいわ、これから屋内演習場に行きましょうか、本当のT字戦というのを教えてあげるわ。」

 離れて見ている私にも伝わってくるぐらい、三笠さんが凄い殺気を放っています。引退したとはいえ流石は元旗艦を務めた程の戦艦、その凄みは現役の艦娘にも引けを取りません。

 「オーゥ、『年寄りの冷や水』デース。」

 金剛さんも負けずに言い返します。まさに一触即発です。余りの殺気に私も皮膚がチリチリする様に感じました。

 「あ、あの、三笠さんも金剛も少し落ち着いて・・・、な?」
 
 提督はただオロオロして、二人をどうにかなだめようとしています。しかし二人とも一向に退く気配がありません。
 困って辺りをキョロキョロ見回していた提督と目が合っちゃいました。

 「お、おお!五月雨じゃないか!どうしたんだ?」

 「ひ、ひゃいっ!あの、戸締りの確認、終わりました!」

 急に話を振られて、私はしどろもどろになってしまいました。

 「おお、そうかそうかご苦労様!それじゃあもう休んでいいぞ。」

 提督も不自然なオーバーさで私に答えました。

 「三笠さん、私はやはり疲れましたので、今日はもう自室で休むことにします。金剛、お前は明日も演習があるんだから、あんまり夜更かしするんじゃないぞ。それじゃあお休みなさい。」

 提督は足早に自分のお部屋へと向かいました。

 「お休みなさい・・・。」

 三笠さんも金剛さんも肩を落として戻って行きました。

 今回の件は、ちょっとビックリしましたけれど、三笠さんも金剛さんも、みんな提督のことが大好きなんだなと分かって、とっても嬉しくなりました。もちろん私も、提督のことが大好きです。
 それに、いつもはキリッとしている提督があんなにうろたえている姿を見られたのはちょっと得した気分と言ったら怒られちゃいますでしょうか。

 横須賀鎮守府はとても楽しいところです。提督や三笠さん、そして金剛さんを始めとした仲間達と一緒に、いつまでも過ごしていたいと思います。

                                           (終)

スポンサーサイト

web拍手 テーマ:艦隊これくしょん|ジャンル:ゲーム
2013/09/10 | 艦これSS | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) | PAGE TOP▲
コメント
コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

THE IDOLM@STER
プロフィール

マサ・ゴルミ

Author:マサ・ゴルミ
模型製作のこと
スポーツ観戦のこと
写真撮影のこと
資格試験のことなど
日常の色々を書き散らすブログです。

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
FC2カウンター
FC2ブックマーク
ニコマス動画ランキング
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。